カトリーヌ・ドヌーウ゛がリュミエール賞を受賞

Bonsoir !

今日は映画の話題です
14日金曜日、リヨンで開催されたリュミエール際でカトリーヌ・ドヌーヴがリュミエール賞を受賞しました。
そして,この賞の伝統に従って、受賞者は翌日1日監督をつとめ、1895年に制作されたリュミエール兄弟の映画
"La Sortie des usines Lumière"のリメークを撮影することになっているそうです。
この映画は世界初の実写映画といわれ、短編モノクロ無声ドキュメンタリー映画(46秒)です。
この原作と後のリメーク版がYoutubeにあります。

詳細はPurepeopleの記事を

http://www.purepeople.com/article/catherine-deneuve-lumiere-sacree-du-cinema-elle-devient-realisatrice_a205791/1

カトリーヌ・ドヌーヴというと、60年代のミュージカル映画『シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)』が有名です。
1963年の作品ということは20才のときです。dailymotionのこの動画、フランス語がとても分かりやすく、英語字幕がついています。

http://www.dailymotion.com/video/x14f1km_les-parapluies-de-cherbourg-1964-1-2_lifestyle

A demain !


映画「Le Premier jour du reste de ta vie」

Bonsoir !

早速、この映画を探して、見てみました。
エティエンヌ・ダオの曲、確かに映画の最後に流れてきて、途中で画面にはクレジットが出てきます。
曲の発表は1998年、映画のフランス公開が2008年ですから、映画のために作られたのではないですね。
日本では未公開のようで、日本語のタイトルは見つかりませんでしたが、訳すると「君の人生の残りの初日」。

映画はDuval一家5人の最も重要な5日間をつづった家族ドラマです。こういう家族の映画は、会話がナチュラルで、
フランス語の勉強にはとてもいいですね。ただし、やはり聞き取りの力がいります。
スクリプトを読むと、大して難しい言葉は出てこなくて、簡単な言葉ばかりで、日常的に使われる表現ばかりでしょうね。
だいたいスクリプトを探して、それを参考にして、きちんと見ることにしています。
ラジオから流れてきた曲に聞き入って、映画まで見てしまいました。

配役は次のとおりです。
父親: Jacques Gamblin : Robert Duval
母親: Zabou Breitman : Marie-Jeanne Duval
長女: Déborah François : Fleur Duval
長男: Marc-Andrék Grondin : Raphaël Duval
次男: Pio Marmaï : Albert Duval
祖父: Roger Dumas : Pierre Duval, le grand-père

映画で使われている音楽
Lost Heart, reprise de Sinclair.
L’aventurier, d'Indochine
Time, de David Bowie
Summertime, par Janis Joplin
In pursuit of happiness, de The Divine Comedy
Plus je t’embrasse, par Blossom Dearie
Walk a little faster, par Blossom Dearie
Perfect Day, de Lou Reed
Le premier jour du reste de ta vie, d'Étienne Daho
Bad moon's back, de Sinclair (air guitar)

A la prochaine !

映画「裏切りの戦場 葬られた誓い(L'Ordre et la Morale)」

Bonjour !

昨日の続きで、フランス領ニューカレドニアのウベア島の独立の戦いの映画で、邦題が「裏切りの戦場 葬られた誓い」、
原題が"L'Ordre et la Morale"、海外では2011年公開、日本でも2012年に公開されていました。

1988年4月、フランス国内では現職のミッテラン大統領とシラク首相が激突する大統領選挙が近づいていました。そんな中、ウベア島の原住民カナック族のうちの独立過激派がフランス憲兵隊の宿舎を襲い、4名を死亡させ、憲兵隊員26人と裁判官1人を人質に洞窟に立てこもったという事件です。国家憲兵隊治安部隊(GIGN)のリーダーだったフィリップ・ルゴルジュがこの問題解決の交渉に任命され、部下50名とともに現地に飛びます。ところが、現地では精鋭300名を率いる陸軍が幅を利かせ、ルゴルジュは彼らの指揮下に入ることを余儀なくされます。平和的な解決を望んでいたルゴルジュですが、5月5日に襲撃がおき、この事件は悲惨な結末を向かえます。ル・クレジオの本では、この結末が簡単に記されていて、カナック族の19人が殺害されたとあります。ルゴルジュはその顛末を記した手記"La Morale et l'Action"を、1990年に発表します。1998年、監督のマチュー・カソヴィッツは、人権連盟の発表したウベア事件の報告書を読み、映画化を決意したのです。

映画からそれますが、この独立事件の後、独立派のリーダーだったジャン・マリー・チバウ(Jean-Marie Tjibaou)が、6月26日フランス政府との間でマティニョン協定を結び、北部州を中心にカナックが多く居住する地域に経済援助を増大することやカナックの文化を尊重し促進することが規定されましたが、1989年この協定の反対派に暗殺されてしまいます。この独立のリーダーを記念して建造されたのが首都ヌメアにあるチバウ文化センターです。イタリアの建築家レンゾ・ピアノ氏設計のこの建物、カナック族の家カーズを模した近代的な建物ですが、周囲の自然によく調和した素晴らしい建物です。

映画ですが、シナリオの電子版が500円弱でGoogleで販売されています。
サンプルが全体の4分の1ほど無料で読めますので、それを読みました。余裕のある方は購入して、全部読むと、さらに理解が深まると思います。

「天国に一番近い島」ことウベア島で、こんな事件があったことを知らずにいましたが、原住民と白人との対立というのは、今もどの程度あるのかと思ったりします。

A demain !



映画「Les malheurs de Sophie(ソフィーの不幸)」のヒロイン

Bonjour !

4月20日にフランスで公開される映画「Les malheurs de Sophie」で、主人公のソフィーを演じたCaroline Grantちゃんが、TF1の二ュースにゲスト出演していました。
これはセギュール伯爵夫人の同名の本「Les malherus de Sophie」(1858年)が映画化されたものですが、これまでアニメ化されたこともあり、子供向けの本としてロングセラーとなっています。1858年というと日本では江戸時代、安政5年、日米修好通商条約が結ばれた頃です。ずいぶん昔のような気がしますが、こんな時代に書かれた本が今も読み続けられているという息の長い本です。
さてこのカロリーヌちゃん、800人の少女のなかから選ばれたそうで、ソフィーの役にぴったりですね。
本のほうは、短い章に分かれていて、イタズラなソフィーが各章で、いろいろなハプニングを引き起こします。アニメのほうはYoutubeにあり、章ごとに30分弱のシリーズに分かれています。

http://lci.tf1.fr/jt-20h/videos/2016/les-malheurs-de-sophie-muriel-robin-et-caroline-grant-invitees-8733367.html

予告編(La bande-annonce)

https://www.youtube.com/watch?v=UQKYDWABi6U

Bon week-end !

本と映画「Un secret(ある秘密)」

Bonjour !

先日、図書館の本棚で、何か読みやすそうな本はないかと探していて、偶然に見つけたのが、この「ある秘密」という本でした。
高校生が選んだゴンクール賞に選ばれたという本で、作者は Philippe Grimbert、2004年刊行です。

最近読む本や、見る映画がなぜか1942年のあのドイツ占領下のフランスが多いのですが、これもそうでした。これは精神科医をしている作者の自伝的な小説だということです。主人公の一人っ子の虚弱な少年は、ある日のこと屋根裏部屋で、ぬいぐるみの犬を見つけてしまいます。かつては兄が存在していたことを知ります。その兄はいったいどうなったのか? やがて、その兄と母の過去が明らかにされていきます。あれから、もう70年もたった現在、こんな暗い過去が未だに強く心に刻まれているフランス人がいるのですね。

この本は映画化もされていました。少年の名はフランソワ、父親マクシムを演じるのがパトリック・ブリュエルです。
フランスでは2007年公開、日本では確か未公開となっています。
この映画はシナリオも販売されていますので、シナリオを一度よく読んで、それからシナリオを見ながら映画を見るといいですね。

映画「Un secret」

https://www.youtube.com/watch?v=7Cd0PD1AoK8

A demain !
プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター