ロスト・シンボル

こんにちは

ダン・ブラウン氏の作品はこれで4つめ、第三作めの「ロスト・シンボル」です。
英語版をキンドルに入れ、日本語版を図書館で借りました。
この作品はこれまでの3つの作品に比べると、次のページに進むのがやや大変でしたね。
舞台はワシントンD.C、連邦議会議事堂、スミソニアン博物館、ワシントン・モニュメント、その他の建物が出てきますので、
このあたりに詳しい方はたぶん興味をもてるかもしれません。
テーマはフリー・メイソンで、フリー・メイソンに代々伝わるピラミッドとその冠石に刻まれている暗号を解読しつつ、
フリー・メイソンの古の神秘を手に入れるという筋書きです。

暗号解読の部分はなかなか興味深く、アルブレヒト・デューラーの「メランコリア」という作品に描かれている魔法陣が解読の鍵となったりします。これは4X4でわりあい簡単ですが縦横斜めが合計39になるだけではなく、4つの正方形のどれもが合計39になるという点が特殊だそうです。後のほうで8X8というさらに複雑な魔法陣が出てきます。ベンジャミン・フランクリンの魔法陣で、行と列の合計が260になります。こういうのを考え出すというのは、天才ですね。

それから他に興味を引かれたのは、登場人物のキャサリンという女性研究者が取り組んでいる純粋知性科学(noetic sciences)という分野ですね。意識や思考や魂には質量があるということを主張しています。大勢の人々が何か一つのことに意識を集中すれば、それが影響力をもつそうで、リン・マクタガートの著書などがこの分野のものです。
さらにもうひとつ、完全液体呼吸 (total liquid ventilation, TLV) という新しい技術が出てきます。この辺から面白くなってきますが、ネタバレしますのでこのくらいで。

ではまた
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写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



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