パリ子午線

Bonjour !

グリニッジ標準時というと、英国のグリニッジ天文台を通過する子午線(経度0)の時間が世界標準時となっていることは衆知で、日本はこれより9時間早くなります。1時間が15度で、日本の標準時は9×15=135、つまり東経135度の兵庫県明石が基準になっています。この欧州との時差9時間ですが、欧州ではサマータイムが導入されているので、このサマータイムの実施中は、この世界標準時との時差が8時間となります。フランスとの通常の時差は8時間ですが、やはりサマータイムの実施中は7時間となります。短期旅行などでは、この時差の切替え時に出くわすことはほぼないのですが、やや長期滞在すると、この切替え時に出くわし、初めてサマータイムなるものを経験して、時計の針を1時間ずらすことになります。うっかり忘れたりすると、1時間の差でひどい失敗をしたりします。

さて、本題のパリ子午線ですが、このグリニッジ標準時が採用される以前に、パリ天文台を通るパリ子午線があったということがダヴィンチ・コードの最後のほうに書かれていました。そして、この子午線にそって、マンホールの蓋のように、ARAGOメダルというものが埋め込まれているそうです。よく気をつけて見ないと見逃しそうですが、初めて偶然このメダルを見たとしても、何なのか多分分からないでしょうね。「1994年、アラゴ協会とパリ市はオランダの芸術家ヤン・ディベッツ(英語版)に、アラゴを記念するものの製作を依頼した。ディベッツは、パリ子午線に沿ってパリ市の北から南まで9.2kmに渡って、135個の銅製メダルを地表に設置するというアイディアを提案した。メダルは直径12cmで、"ARAGO"の名前と、方角を示す"N","S"の文字が刻まれている(wikipediaより引用)。」
このメダルは一部はなくなっているそうですが、まだ大半は残っていて、パリ市内のあちこちに存在するようです。現在では、なくなったメダルに代わって、樹を植えて緑の子午線というものが作られているそうです。フランス旅行中にこのメダルを見かけたときは、ぜひ記念撮影などされるといいですね。

A la prochaine !



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写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



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