白内障が点眼薬で治療可能になるか?

Bonsoir !

白内障というのは、老化とともに目の水晶体が白濁する目の病気ですが、現在では治療は外科手術しかないとされています。
ところがNatureに2015年7月30日に発表された論文で、手術に代わる治療として点眼薬が有効であることがウサギとイヌの動物実験で分かったというのです。この実験では、ラノステロールという物質の入った点眼薬を使って、犬の白内障が透明に戻ったそうです。人間に使うのは今後のことですが、これは犬にとっても、すごい朗報ですね。近い将来、このラノステロール点眼薬が人間でも治験され、その有効性が証明される可能性があるかもです。

実は、ある本を読んでいて、「不思議なことに白内障がいつのまにかなおった」という記述がぶつかり、そんなことがあり得るのだろうかと不思議になり、「白内障の自然治癒」というキーワードで調べて、この論文のことを知りました。これは正確には自然治癒ではなく、この記述の前のほうを読むと、この人は結核を患っていて、結核の薬をいろいろ飲んでいたそうです。つまり、結核の薬のうちのどれかが白内障の治癒に効果があったのだろうと推測されます。どの薬かは不明です。

その論文が発表されたNature

http://www.nature.com/nature/journal/v523/n7562//abs/nature14650.html?lang=en

Le Mondeでもこの論文が話題に
タイトルの下に2つの目の写真がありますが、左が治療前、右が治療後です。


http://www.lemonde.fr/medecine/article/2015/07/22/cataracte-un-collyre-pourrait-il-remplacer-la-chirurgie_4694287_1650718.html

Bonne nuit !
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