小説Notre Dame de Parisからガーンジー島へ

Bonjour !

雨の日曜日、いま読んでいるNotre Dame de Parisの話題です。この小説、Youtbubeでミュージカルを見てから、元の小説をフランス語で読むことにしたのですが、長編なのでそれほど簡単には終わりません。1832年に発表、ユゴーが29才のときに書かれてということは、ほぼ200年前のフランス語です。かなり難しい部分もありますが、ストーリーと会話の部分は、わりあいスラスラと進むことに驚きます。200年前のフランス語を外国人でも理解できるということは、言語がかなりよく保存されているわけです。日本語で200年前の本を読むほうが、難しい面があるかもしれません。言語が現在のように急激に変化しすぎると、後世への伝達手段としての機能がマヒするのではないかと思ったりします。50年後には現在の言葉が理解できなくなるかも。言語が変化しなければ、後世への伝達は容易ですが、言語は生きていますから、勝手に変化していき、人間の介入する余地は少ないです。形あるものはすべて滅び、形のない言語は滅びることがないと思っていましたが、現在の言語変化の勢いでは、この信念も揺らぎます。

小説に戻りますと、このノートルドダムパリを読みながら、ユゴーという並外れた天才の生涯に興味が向かいました。そのユゴーは晩年、政治的な活動にも関わり、そのためにサンマロ湾に浮かぶチャネル諸島の1つであるガーンジー島に亡命し、ここで19年間をすごし、あの有名なレ・ミゼラブルを執筆し、発表しました。このガーンジー島にはサンマロからフェリーが出ていまして、そこから島のセント・ピーター・ポートという港に着きます。イギリス領で公用語は英語とフランス語、英仏バイリンガルな島のようで、タックス・ヘブンとしても有名なようです。ユゴーが住んでいた家はHauteville Houseとして一般公開されています。イギリスの雰囲気も味わえ、かつフランスの雰囲気も漂うこのバイリンガルの町、ぜひ訪れてみたいなと思いつつ、Notre Dame de Parisを読み続けます。小説については、読み終わってから取り上げます。日本語訳も出ていますので、フランス語では無理だと感じられる方は、日本語版を読むことができますが、これはフランス語版のように無料では手に入りません。

このガーンジー島、ガーンジーセーターという編み物でも有名なんですね。編み物への興味からこの島を訪れた方の記事がありました。 ロンドンから飛行機で30分だそうです。やはり視点が異なると、着眼点も違うので面白いですね。編み物の好きな方にもお勧めの島です。

http://www.1101.com/news/2014-11-07.html


A demain !
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター