優雅なハリネズミ(L'Élégance du hérisson)

Bonjour !

今日はフランスでベストセラーとなった小説の紹介です。
日本びいきの作家ミュリエル・バルベリ(Muriel Barbery)の小説L'Élégance du hérissonは、2006年にガリマールから出版され、ミリオンセラーとなり、多くの外国語にも翻訳され、多くの賞を受賞しています。日本語版も2008年に「優雅なハリネズミ」として早川書房から出版されています。グルネル通り七番地という、パリの高級住宅街にある富裕層が住むアパルトマンのコンシエルジュをしている中年女とそこの住人の一人の娘パロマの語りによる物語です。このコンシェルジュ、ルネが外見に似合わず、深い教養の持ち主なもので、読んだ本など出てきますが、そのあたりがやや難しいです。面白くなるのはこのアパルトマンにオズ・カクロウという日本人が引っ越してくるあたりです。映画監督の小津安二郎の遠い親戚だという設定です。フランス人は小津の映画のファンが多ぃですね。そしてルネとこのオズとの交流が始まり、いろいろな出来事が起こります。詳しくは小説そのものに譲ることにし、この小説は映画化もされ、Le Hérissonという題名でフランスでは2009年に公開されています。日本ではまだ公開されてないようですが、私はフランス語字幕で見ました。この本のPDF版がなぜかネットで見つかりましたので、読んでみました。難しい部分も多少ありますが、日本のことにもいろいろ出てきますので、なかなか面白く、おすすめの小説です。

A demain !


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター