フランス語を学び始めた動機

Bonjour !

サークルのPR活動でお話していると、第二外国語でフランス語をとったという方が意外と多いですね。そういう方にサークルを勧めても、そのときの学習経験があるためなのか、もう一度学んでみようという気にはならないみたいで、せっかく基礎を身につけたのに、とても残念だと思います。私は第二外国語がドイツ語が必須でしたが、それ以外に文系のフランス語も2年間学びました。それから長い間、フランス語との接点を失ってしまいました。身近にフランス語のセミプロがいたにも関わらずです。再び学び始めたのは何がきっかけだったのか、はっきり覚えていないのですが、仕事で翻訳した英語のある本の中で「二人のフランス人の話」が出てきました。ジャック・モノーとテイヤール・ド・シャルダンです。宇宙に生物が発生したのは必然か偶然かというテーマで、その代弁者としてこの二人の生涯を簡単に紹介した章でした。この本は著者がベルギーの学者でしたので、本の至るところに、ラテン語の引用やフランス語の引用もあり、翻訳するのに英語オンリーの限界を感じました。そのとき、英語の本を翻訳するにしても、深く理解して訳するにはフランス語を知っていたほうがいいと思いました。その章の最後の締めくくりに、シェークスピアの作品からの引用句とヴォルテールのカンディードからの引用句「il faut cultiver notre jardin」というのがありました。どちらも、まず日本語の翻訳書ではどう訳されているのか調べました。文脈もない短い引用句だけをぱっと見ても、正確には訳せないからです。結局、翻訳書の訳文を参考に、なるべく当たり障りがなく広範囲に解釈できる訳文にし、「私たちは自分の庭をたがやさねばならない」としました。このとき以来、フランス語が分かったら訳するのが楽だろうなと感じたのです。こうして私の長いフランス語の学習が始まりました。
ですから、第二外国語でフランス語を学んだ方々も、もう一度フランス語を学んでみようという気持ちになるには、何か身近なきっかけが必要かもしれないですね。ただ、フランス語に限らず、外国語の学習環境はインターネットのおかげで?年前と比べて大きく進化していることは確かです。

Bon dimanche !
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フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



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