ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)

こんにちは !

最近、読み出したのがフランス語の本ではなく英語のダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)です。なぜ今頃になってこの本を読み出したのかというと、少し長くなります。

ラ ジオのフランス語会話で、クロ・リュッセ城の観光をする会話が出てくるのですが、このお城はかつてレオナルド・ダ・ヴィンチが晩年の3年間を過ごした場所 で、ここに有名な「モナリザ」の絵も持ってきたそうです。イタリア人なのに、晩年になってローマを去ってフランスに住むようになったのは、なぜなのかとい う疑問から出発し、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯について調べてみたのです。最後の晩餐の絵は、あまりにも有名ですが、たぶん見ることはないと思いま す。

そして調べていくうちに、このダビンチ・コードがレオナルド・ダビンチに関連があり、その舞台がフランスだというので、読んでみよう という気になりました。本は2003年に出版、ベストセラーになり、2006年に映画化され、話題になったときは、あまり興味をもたず、10年は時代遅れだという感じもしますが、何事にも時期というものがあるものです。この本には、ロンドンとパリの観光地が出てくるというので、フランスとかなり関係があります。最初の場面は、ルーブル美術館です。フランス語の単語もちらほら出てきますので、これでフランス語に入門するきっかけとなるかもしれません。

この本を英語の読書会を開いて取り上げたいと思いますので、ご興味のある方はコメントにてご連絡ください。
場所は公共施設がいいかと考えていますが、無料で利用できる場所があれば、もっといいですね。
コメントは管理人のみに表示するにチェック印をつければ、非公開となります。

では、メリー・クリスマス !!
スポンサーサイト

デパケン(Dépakine)の薬害集団訴訟

Bonjour !

デパケン・スキャンダルと呼ばれている薬害のニュースです。フランス語ではデパキンと発音されますが、日本ではデパケンとして処方されています。一般名は、バルプロ酸ナトリウムです。1975年から発売されている気分安定薬だそうです。

このデパケンの薬害患者たちが数日前、サノフィの研究所に対して集団訴訟を開始したということです。この薬デパケン(Dépakine)は70年代より多くの妊婦さんが服用してきましたが、その副作用が生まれる子供に及んだというもの。何かあのサリドマイドの再来を思い浮かべてしまいます。その被害を受けた患者数は3000人にのぼるそうです。
発売からすでに40年経過していますが、なんでもっと早く分からなかったのかという気がしますが。
日本でもこの薬で、いろいろと問題が起きているみたいです。
薬はなんでも服用するときは、細心の注意が必要です。

詳しくはFrance 2のニュースを

http://www.francetvinfo.fr/sante/grossesse/depakine/sanofi-les-victimes-de-la-depakine-se-mobilisent_1975613.html

A la prochaine !

アメリ・ノトーンの「午後4時の男」

Bonjour !

以前に「恐れ慄いて」という映画を紹介しましたが、あの作者アメリ・ノトーンの本です(日本語ではノートンと表記されますが、フランス語のインタビューを聞いたときにはノトーンまたはノトンという発音でした)。原題は"Les Catilinaires"ですが、邦題は内容を汲み取って、かなりの意訳となっています。1995年出版ですから、20年前の本で、読んだのもかなり前のことです。
まずLes Catilinaires"というタイトルを見て、いったい何なのか辞書を引いてしまうのが普通ですが、プチ・ロワイヤルにはありませんでした。そういうときはインターネットで調べます。前1世紀ローマの雄弁家キケロの有名な演説の冒頭部の一句に由来するそうですが、内容とどういう関係があるのかよく分かりません。作者は古典の教養が深いようで、古典からの引用がけっこうありますね。

さらに不可解なのが、本の表紙が日本の相撲取りの絵になっているのです。化粧まわしに八十嶋と書かれていますので、そういう名前の力士がいたのでしょう。これも調べてみましたが、八十嶋冨五郎(やそしま とみごろう、1760年〈宝暦10年〉 - 1819年11月21日とあり、記録に残っている力士の中では最年長力士だそうです。この絵が誰作のものか、どこで入手したのかも、よく分かりません。作者は日本にも住んだことがあり、相撲ファンだったそうなので、こういう力士の浮世絵のようなものを収集していたのかもしれません。原題とこの表紙にどんな関連性があるのかも不明です。表紙は思いきり日本ですが、ひとたび内容を読み出すと、フランスという面白い対比をなしています。

あらすじは、高校で長年にわたりラテン語とギリシア語の教師をしていたEmileは、65才で定年退職するのを契機に静かな田舎に一軒家を買って、妻Julietteとひっそりと隠遁生活をすることを夢みていました。家探しをするうちに、モーウ゛(Mauves)という町から4キロの村に理想の家を見つけます(モーウ゛はリヨンから南に80キロほどの地点にあり、ローヌ川沿いにあります)。これぞ自分の思い描いていた家だと、すっかり気にいってしまいました。川の向こう岸には、1軒の家があり、売主の話では医者が住んでいるというのです。近くに医者が住んでいるなんて願ったりかなったりじゃないか、ますますその家が気に入り、ためらうことなく買ってしまいます。これで二人で毎日静かに暮らせるぞと思ったところ、その隣家の医者というのが曲者でした。隣人との揉め事というのは、よくある話ですが、そういうよくある話とはまったく異なるトラブルです。果たして、この隣人とどういう問題が起きるのかは、本を読むと分かるのですが、この医者のキャラクタが本当に面白いです。こんな人が実際にいるのだろうかと思うくらいです。150ページの薄い本ですが、それほど難解でもなく、楽しみながら読める本です。読み終わっても、表紙の力士が何を表しているのか、よく分かりません。増刷された後の本は、別の表紙になってるようです。

A la prochaine !





モンブランの麓の村で深刻な大気汚染

Bonjour !

11月末でモバイル回線を解約した後、次にどの回線にするか、なかなか決まらず、ブログもあまり書けませんでした。世界のいろんなニュースを動画で見ると、どうしても3日3GBの制限にかかってしまいます。固定回線にすればいいのですが、それも一長一短で、まだ決まっていません。

しばらくぶりにFrance 2のニュースを見ると、シリアのアレッポの荒廃した町と撤退する市民の姿がトップニュースでした。今もこんな戦いの中で生きている人々がいると思うと、国際機関の無力さを感じてしまいます。アレッポというと、アレッポの石鹸というのがありましたが。戦争のニュースは取り上げると際限がないので他の場所に譲るとして、昨日のニュースで驚いたのが、あのモンブランの麓の小村で大気汚染がひどいということです。あのモンブランの近くで、そんなことが起きているとは、信じられないですね。

その村とは、オートサヴォワ県(Haute-Savoie)のサランシュ(Sallanches)という村で、そこの小学校の児童たちの様子と、子供を迎えにきて汚染のひどさに引っ越したいと言っている保護者の様子が映し出されています。児童たちはマスクをつけ、外には出れないそうです。汚染物質は微粒子で、毎年冬になると汚染が深刻になるということです。モンブランがあるために、地形的にそこの谷間に汚染物質が停滞するのです。そもそも微粒子の発生源はどこなんでしょうか。

パリでも今月初めから、大気汚染の緩和のために、ナンバープレートが奇数と偶数で交互に通行するという交通規制が引かれ、今も規制が延長されているようです。パリのような大都会ならば、それも大して驚かないのですが、モンブランというと、大都会とは反対のイメージがありますからね。何が原因で、そんなところまで大気汚染が進んでいるのか不思議で、ニュースを詳しく見てしまいました。

France 2のニュースから
http://www.francetvinfo.fr/meteo/particules-fines/pollution-la-vallee-du-mont-blanc-etouffe_1972635.html


Bon week-end !


インスタレーションElemental Detection

Bonjour !

師走になって、まだ1回も書いてなかったですね。
今日は日本のアートの紹介です。

いま開催中のさいたまトリエンナーレ2016、そのうち岩槻周辺で展示されているインスタレーションElemental Detection、とてもユニークな作品でした。そのインパクトはかなり強いです。11日で終了しますので、お時間があればぜひご見学ください。
特に夕方やや暗くなってから見学すれば、いっそう効果満点ではないかと思います。
岩槻駅東口より展示場所の旧民俗文化センターまで無料バス(15分)が出ています。

公式サイト

https://saitamatriennale.jp/information


作品について

https://saitamatriennale.jp/artist/308

フランスとは関係のない日本のアートの話題でした。

A la prochaine !



プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター