APLとISFの引き下げ

Bonjour !

仏政府は22日、APL(アーペーエル)の引き下げを発表しました。
10月1日から世帯につき月額で5ユーロの減額、つまり約600円/月、約7000円/年の引き下げです。
その一方で、資産階級に課せられるISF(連帯富裕税)も引き下げられます。

"Baisse des APL perçues par les plus modestes et réduction de l’ISF payé par les plus riches. C’est révoltant"
「最下層の人々に支払われるAPLの引下げと最も富裕な人々が払うISFの引下げ、ムカツクー」という感じですか。

ニュースを読んでいると、APLやISFといった頭文字語がよく出てきます。ビデオの発音も、アーペーエル、イーエスエフと読まれ、ええこれいったいなに?となってしまいます。ニュースでも日常の会話でも、こういう頭文字語がやたらと多いのです。それでまず内容が分かるためには、こういう語の意味をきちんと押さえておく必要があります。

まずAPLとは、L'aide personnalisée au logement (個別住宅支援費)ということで、家賃または住宅ローンの補助制度です。かなり複雑なので簡単に言えば、これまで所得の低い人々が受けていた住居費の補助が減らされるということです。

いっぽう、ISFとはL'impôt de solidarité sur la fortune(連帯富裕税)で、不動産を含めた130万ユーロ(約1億5000万円)以上の課税資産総額を持つ世帯に課せられる資産税のことです。まあ自分には関係ないですが、どういう税率なのか興味を惹かれたので、調べてみました。

下記のサイトにISFのとても詳しい説明がありましたので、紹介させて頂きます。
制度について詳しいのですが、2006年の記事なので、データの数値が古く、数値については変更されているかも。

https://www.paris-fp.com/column250806/

持っている階級への課税を減らせば、必然的に持たざる階級への支援を減らす必要が出てきますから、
これは金持ち優遇策と呼ぶべきものでしょうか。いずこも同じなんですね。

フランスのニュース、こういう3文字の頭文字語がやたらと多いのです。住んでいれば何度も出てくるから自然と覚えるでしょうけどね。SNF(エスエヌエフ)とかTGV(テージェーヴェー)は、旅行者であっても、いやでも覚えますよね。

France 2 のニュースから

http://www.francetvinfo.fr/economie/budget/reduction-des-apl-vague-de-mecontentement_2296897.html

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欧州の列車の時間の正確さ

Bonjour !

日本人は時間に正確だということで有名ですが、欧州諸国と比べて、やはり本当みたいです。

フランスの列車はよく遅れるということですが、これは本当でしょうか? ということで、欧州の列車の時間の正確さを比べています。
それによると、フランスの列車は全体として時間には正確で、遅れが5分以内の列車の割合が89.4%だそうです。フランスよりも正確なのはドイツで94%、イタリアとベルギーは86%でフランスよりも下位にきます。

そして、世界一はやはり日本で、98%だそうです。
"À signaler les champions du monde toute catégorie : les japonais qui arborent un taux de 98% de ponctualité"
確かに日本の列車やバスは一般に時刻通りに発車・到着しますが、ひとたび人身事故があると何時間も遅れてしまいます。
この2%というのは、こういう事故による遅れかもしれないですね。
日本人のこの時間に対する突出した几帳面さは、いったい何に由来するのでしょうか?

France 2のニュースより

http://www.francetvinfo.fr/economie/transports/retards-la-ponctualite-des-trains-en-europe_2287912.html

A la prochaine !





ガソリン車とディーゼル車の終焉?

Bonjour !



マクロン政権の下でニコラ・ユロ環境移行連帯相(Le ministre de la transition écologique et solidaire )が6日、"Plan Climat"という計画を提案しました。それによると、2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売終了を予定しているそうです。つまり。2040年には電機自動車しか販売されないということですね。昨年春、オランダでも「2025年以降はオランダでガソリン車とディーゼル車の新たな販売を禁じる」という法案がオランダ議会に提出されたということで、欧州ではこの傾向が顕著のようです。これはもちろん温室効果ガスの削減が目的です。この提案は現実的か?という疑問が投げかけられていますが、温暖化の進行が一気に加速されることもありえるから、温暖化対策はどれだけ早くても早すぎることはないというのが感想です。

現在、電気自動車への買い替えを奨励するために、国によって6000ユーロ(約78万円)の補助金が適用されますが、それを差し引いても電気自動車の価格は、最安でも17000ユーロ、 普通車で19000ユーロ、高級車で24000ユーロということです。
2040年までにあと23年、この革新的な計画がどう実施されるか、温暖化の進行が今後どうなるか、欧州の今後の成行に注目。

ただ個人的には、電気自動車になれば、そのエネルギーとして電気が必要ですから、エネルギー保存の法則からすれば、自動車のエネルギーが化石燃料から電気に変わるだけで、エネルギーの消費量は同じじゃないかと思いますけど、このへんを分かり易く解説してもらいたいですね。

France 2のニュースから

http://www.francetvinfo.fr/economie/automobile/diesel/fin-des-voitures-essence-et-diesel-est-ce-vraiment-realiste_2272335.html

シモーヌ・ヴェイユ氏の国葬とパンテオン入り

Bonjour !

5日のニュースでは、6月30日に亡くなられたシモーヌ・ヴェイユ氏(89歳)の国葬がアンヴァリッドで行われている様子がトップでした。こんな盛大な国葬をされるのは、いったいどんな人物なのかと興味をそそられました。パンテオンに埋葬される5人めの女性だそうです。図書館に著書があるか検索しましたが1冊も見つかりません。
16歳のときに一家がアウシュビッツ・ビルケナウの強制収容所に送られ、翌年1月に開放されるまでの10カ月をそこで過ごし、一家で生き残ったのは彼女自身と妹だけであったという悲惨な十代を送っています。
政治家としては保健相や欧州議会議員および議長を務め、人工妊娠中絶の合法化を推進するなど女性の権利を象徴する人物として知られ、著書として、 「シモーヌ・ヴェーユ回想録 20世紀フランス、欧州と運命をともにした女性政治家の半生」があります。同名の哲学者のシモーヌ・ヴェイユ氏の著作が多数ありますので、紛らわしいです。

このパンテオンに眠っている5人の女性とは一体誰なのか? そういう疑問をもったところ、ちょうど答えになる記事がありました。
この5人とは次のとおりです。
残念ながら、キュリー夫人しか知りません。 
他の女性はどういう人たちなのか、いずれ著作でも読んでみます。

Sophie Berthelot   le 7 avril 1907
Marie Curie     le 20 avril 1995
Germaine Tillion   le 27 mai 2015
Geneviève de Gaulle-Anthonioz   le 27 mai 2015
Simone Veil     le 5 juillet

Le Figaro の記事から
http://madame.lefigaro.fr/societe/photos-femmes-inhumees-au-pantheon-marie-curie-sophie-berthelot-030717-133084

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le vide sanitaire(防疫休舎?)

Bonjour !

日本でも全国的に鳥インフルエンザが広がっていますが、フランスでも同様です。
le vide sanitaireという法令の下に、カモの飼育・肥育業者が、4月17日より5月29日までカモを飼育できなくなりました。
飼育小屋をきれいに掃除し、消毒し、空っぽにしておかなければならないのです。このle vide sanitaire、衛生のために飼育小屋を空にしておくという意味ですが、定訳が見つからないので一時的に「防疫休舎」と訳してみました。
昨年12月に鳥インフルエンザが発生し、それから4カ月は休業状態となり、さらにこのle vide sanitaireが命じられ、大きな打撃となっています。フランスの1134の自治体にこの法令措置が命じられているそうで、かなり広範囲に及びますから、フォアグラがますます高くなりそうです。
昔は聞いたこともない病気が猛威をふるうようになりましたが、その原因は何なんでしょうか。

la grippe aviaire hautement pathogène  高病原性鳥インフルエンザ

le palmipède 水鳥、游禽類

au gavage  肥育して

canards gras  カモ

la chaux vive  生石灰  消石灰は、la chaux éteinte

éleveur-gaveur de canards gras カモの飼育肥育農家

canetons  les bébés canards

France 2のニュースより

http://www.francetvinfo.fr/economie/emploi/metiers/agriculture/grippe-aviaire-le-vide-sanitaire-impose-dans-plus-de-1-000-communes_2150102.html

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プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



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