92歳のパリジェンヌ(La dernière leçon)

Bonjour !

大統領選も終わり、マクロン大統領のニュースはあまり見てないのですが、
25歳年上のファーストレディの話には驚きました。

さて久しぶりの映画の話題です。
身近に92歳の人がいまして、もう老衰で毎日デイサービスに行っていると聞いて、92歳というのはどれくらいの体力なのか調べてみましたら、この映画「92歳のパリジェンヌ」(製作2015年、日本での公開 2016年10月)を見つけました。邦題はどうも日本人受けをねらった感じですが、原題はきっと違うのだろうなと調べたら、やはりまったく見当もつかないLa dernière leçonでした。La dernière leçonというと意味は、最後の授業ですから、すぐに連想するのはアルフォンス・ドーデの短編小説集『月曜物語( Les Contes du Lundi)の1編でしたが、こちらはLa Dernière Classeでした。

映画のほうは、自分の人生にどういう形で幕引きするか、というテーマです。高齢化社会において、今後ますます重要となる問題ではないでしょうか。予告編を見ると、主人公のマドレーヌが車を運転しているのですが、車の運転にも高齢が影響し、上手に運転できなくなり自転車やバイクとぶつかりそうになって相手から罵られたり、交差点に突っ込んでしまった場面が出てきます。もう運転もできなくなった、という絶望感がよく表れています。そして、車に乗るのを諦めたのか、歩道を杖をつきながら歩き、疲れてはベンチで休む姿が出てきます。マドレーヌの92歳の誕生日の日に娘が誕生パーティを開いてくれるというので、娘の家まで歩いて行ったのでしょうか。やっと着くと、孫と娘が「お誕生日、おめでとう」と迎えてくれます。
身近な人々が集まり、いろんな雑談に花を咲かせるなか、マドレーヌが立ち上がって、用意したメモを見ながらみなんにメッセージを読み上げるのです。"Merci d'abord, merci. Mille fois merci. J'ai eu beaucoup de chance de ma vie" と切り出します。" « Je vous ai toujours dit que quand les choses deviendraient insurmontables, je voudrais partir avant de devenir un poids pour vous et moi. Ce sera le 17 octobre, dans deux mois. »つまり、周囲の人々と自分自身の負担になる前にこの世から消えたい、そしてそれは2カ月後の10月17日になるでしょう、 と宣言するのです。そして、それまでの2カ月、秒読みが開始されます。映画は予告編を見ただけなので、この後はまた後ほど見ることにします。娯楽ではなく、重いテーマの映画ですね。

この映画は、フランスのリオネル・ジョスパン元大統領と小説家の奥さんノエル・シャトレさんのお母さん、ミレーユ・ジョスバンさんの実話に基づいたものです。小説のタイトルは、"La dernière leçon" 著者Noëlle Chateletです。実話では、この10月17日は12月5日に延期されたそうです。

Liberationの記事

http://www.liberation.fr/societe/2002/12/09/la-mere-de-lionel-jospin-a-choisi-sa-mort_424037

ここからは映画の話ではなく、安楽死の話です。
安楽死というと思い出すのが、有名な細胞学者のクリスチャン・ド・デューブ氏です。1974年には、細胞小器官の構造と機能に関する発見で、ノーベル生理学・医学賞ノーベル賞も受賞しています。この方も2013年5月4日、満95歳で、ベルギーの自宅にて安楽死を選んでいます。この方の本は、「細胞の世界を旅する」とかがあります。オランダ、ベルギー、スイスなと゜では安楽死は合法なんですね。

最後のインタビューがありました。

http://www.lesoir.be/258374/article/actualite/belgique/2013-06-08/hommage-christian-duve-pour-toute-belgique-tu-etais-un-grand-homme

A la prochaine !
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沈黙"Silence"

Bonjour !

遠藤周作氏の小説「沈黙」がもとになった映画「沈黙"Silence"」がいま日本で上映中ですが、フランスでも2月8日公開されるということで話題になっています。

イタリア系移民のカトリックであるアメリカのマーチン・スコセッシ監督がこの本に初めて出会って以来、長年にわたって構想を練ってきた作品で、映画化までには相当なる困難があったという大作です。

内容は、17世紀江戸時代の幕府によるキリスト教弾圧と隠れキリシタン、そして布教のためにポルトガルから長崎にやってきた2人のイエズス会宣教師との苦難に満ちた信仰と布教活動の話です。

franceinfoの記事から

http://culturebox.francetvinfo.fr/cinema/critiques/silence-martin-scorsese-ecorche-le-proselytisme-catholique-au-japon-252147

A la prochaine !

思い出のマーニー(Souvenirs de Marnie)

Bonjour !

ハイジに続いて、これも日本のアニメ映画のフランス語版です。

フランス語版のアニメでフランス語を学ぶのも、とてもいい方法ですね。

日本のアニメ、いまや世界中にファンがいますが、フランスにも大勢のファンがいます。

この「思い出のマーニー」、原作は(When Marnie Was There)は、イギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学作品で

舞台はノーフォーク州の海辺の小さい村ですが、このアニメでは北海道の札幌と釧路になっています。

スタジオジブリ制作・米林宏昌監督により長編アニメーション映画化され、2014年7月19日公開、

フランスでの公開は2015年です。

フランス語の吹替えですが、画面には日本語がいろいろと出てきます。

https://www.dailymotion.com/video/x51rnlr_souvenirs-de-marnie-1-2_shortfilms

A la prochaine !





ターニング・タイド(En Solitaire)

Bonjour !

ヴァンデ・グローブ、6日午後のスタートから4日めとなりました。
このレースを主題とした映画「ターニング・タイド」がありました。フランスで2013年11月公開、1時間37分、日本では2014年5月に公開されていました。
主役のヤン・ケルマデック(Yann Kermadec)を演じるのは、ヒット作「最強のふたり」で障害者のフィリップを演じたフランソワ・クリュゼです。あの映画では首から下が動かないという車椅子の障害者の役でしたが、今度はまったく正反対の活動的なヨットレーサーです。
孤独との闘いのヨットレースかと思ったら、文明の利器、アイパッドをフルに活用し、孤独な闘いというイメージはないですね。海と陸地との様子が始終、大画面に映しだされ、海からは陸地の様子が、陸地からは海の様子がいつでも分かるという感じです。
それでもヴァンデ・グローブというレースがどんなものか、多少は身近にわかる映画です。
バックに流れるピアノ曲「The Greatest by Cat Power」が印象的です。

詳細は公式サイトを

http://turning-tide.com/

The Greatest by Cat Power

https://www.youtube.com/watch?v=SDsxkQk6DWw

A demain !

カトリーヌ・ドヌーウ゛がリュミエール賞を受賞

Bonsoir !

今日は映画の話題です
14日金曜日、リヨンで開催されたリュミエール際でカトリーヌ・ドヌーヴがリュミエール賞を受賞しました。
そして,この賞の伝統に従って、受賞者は翌日1日監督をつとめ、1895年に制作されたリュミエール兄弟の映画
"La Sortie des usines Lumière"のリメークを撮影することになっているそうです。
この映画は世界初の実写映画といわれ、短編モノクロ無声ドキュメンタリー映画(46秒)です。
この原作と後のリメーク版がYoutubeにあります。

詳細はPurepeopleの記事を

http://www.purepeople.com/article/catherine-deneuve-lumiere-sacree-du-cinema-elle-devient-realisatrice_a205791/1

カトリーヌ・ドヌーヴというと、60年代のミュージカル映画『シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)』が有名です。
1963年の作品ということは20才のときです。dailymotionのこの動画、フランス語がとても分かりやすく、英語字幕がついています。

http://www.dailymotion.com/video/x14f1km_les-parapluies-de-cherbourg-1964-1-2_lifestyle

A demain !


プロフィール

petitcedre

Author:petitcedre
フランス語サークル、パルレーを主催しています。
フランスとフランス語に興味のある方なら、どなたでも大歓迎です。
写真はヌメアのCroix-Rougeでのフランス語講座の光景です。



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